このような最果てのブログでも、アクセス解析結果を見るとわざわざ再訪いただいている方がいらっしゃるようで、本当にありがたい限り。
最近更新が滞っているのだが、飽きてやめた、というわけではないので生存報告を。
投稿者: 春園 燕雀
九六式25mmディテールアップ法 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 10
タイトルがこんなだが、「25mm機銃を」ディテールアップするのではなく、「25mm機銃で」ディテールアップをする話なので、お間違え無きよう。
四角い顔の「樅型」と、狐顔の「蔦型」 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 9
マイナー艦の資料は一期一会 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 8
資料は新しいほど情報量が多い、とは限らない。 特に商業ベースで刊行される場合は、人気モノ以外の情報はどんどん失われていく場合もままあるのだ。
すぐにできることを先延ばしにしてもロクなことはない、というのは夏休みの宿題に限った話ではない。
危うく、今までの全ての作業が無駄になるところだった。
軌条には平行を、側面形にはメリハリを – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 7
垂直方向のバランスって、実はディテール以上に艦船模型のスケール感を左右するんじゃなかろうか。
円形の砲座は、果たしてどこまで円形なのか? – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 6
現物と模型的見栄え、物理的制約の狭間で、どうやって説得力のある表現をするか悩むのは、スケールモデルならではの醍醐味。
模型も1/700と縮尺幅が大きくなってくると、「物理的な正確性」が「イメージの中のあるべきかたち」に負けてしまうことがままある。
そこを、うまい具合に両者並び立つ程度の「造形的ウソ」がつける人になりたい。
モノグサ者の上構工作術 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 5
インジェクションキットの小部品の抜きテーパーを修正していると、結局、面倒臭くなって自作してしまうという罠。
どうにも夏に弱い。
工作自体は先週末に終わっていたにもかかわらず、帰宅して記事を書こうとすると力尽きて寝てしまう。
冬は、まだか。
船体を、延ばし拡げて、腰を落とす (字余り) – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 4
ハセガワの1/700駆逐艦「樅」のキットは、全長が短く乾舷が高いため、実艦の写真と見比べると腰高でオモチャっぽく見える。とりあえず、手の赴くままに切った貼ったしてみる。
製作記事を開始してから3ヶ月目にして、やっとこさ工作の話である。
我乍ら、呆れるばかりの下準備の長さだ。
しかし、数年ぶりにプラスチックを削る感触は、実に心地好い。
やはり自分は模型作りが好きなのだと再認識させられた。
「樅型」「蔦型」「若竹型」の簡単な? 見分け方 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 3
一見同じように思える、「樅」~「若竹」の八八艦隊計画下の二等駆逐艦群、実は意外に細部が違った。
「樅型」と「若竹型」の間に「蔦型」があった? – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 2
定番資料の光人社「日本の軍艦」や海人社「日本駆逐艦史」にも記載がない、でも、調べれば調べるほど「蔦型駆逐艦」が存在したとしか思えないのだ。
前回の記事から約半月、早く先に進みたい云々と書いておいて、いまだ資料の山の中である。
ひとたび気になると無視できなくなるのだ。 私の「調べもの欲」は持病に近い。
はたして、製作に掛かれるのはいつの日か。