ニューキット版の「天龍型」もいよいよ完成である。
まさか、実物は2隻しかない「天龍型」の模型が、4隻も我が家に並ぶことになろうとはね (笑)
いまのところは、模型とその周辺雑記。
ニューキット版の「天龍型」もいよいよ完成である。
まさか、実物は2隻しかない「天龍型」の模型が、4隻も我が家に並ぶことになろうとはね (笑)
ハセ新天龍もいよいよ大詰め、今回は塗装。
日誌に記載はあるが写真は無い欺瞞波迷彩を、どう扱うかと云うのが鍵となる。
今回は、砲雷装関係のまとめ。考証面はほぼ過去記事で述べたので、専ら修正ポイントだけ知りたい、と云う人向けの工作メインの記事である。
キットは過去の他社軽巡キットと比べてかなり高水準なのだが、パーツ間での解釈や整合にややバラつきがある。そのあたりをどのレベルに揃えるかが攻略のポイントになるだろう。
今回は、煙突や後部主砲まわりを構成する上構関係のディテールアップ。
基本的なバランスは旧キットと比べるまでもなく良い出来なのだが、細かく見てゆくと意外と手を入れたくなる箇所がでてくる。
今回は艦橋の工作。「天龍型」の形状面では、最も解釈が分かれるであろう部分である。
スクラッチ版と全く同じではつまらないので、キットの基本形状を維持しつつも、全体の重心バランスを大幅に変えてみた。
“キットの解釈を活かしつつ、トップヘビーなシルエットを補正する – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 6” の続きを読む
今回から、各部の工作に入る。まずは定石通り船体から。
全体のラインは申し分なく、モールドも今日的なキレのある仕上がりだが「濃さの加減」に気になるところがある。
船体の工作では、主にモールドのバランス調整を主眼に手を加えた。
前回は、ハセガワの新キットで再現された1942年 (昭和17年) 次設定の要素について考えた。
今回はそれに引き続き、キットでは省略された開戦時と1942年時の差異について洗い出してみようと思う。
“キットで触れられていない「1942年時仕様」の相違点を洗い出す – 続・1/700で天龍型軽巡をつくる: 4” の続きを読む
ハセガワの新版「天龍型」は、開戦時と1942年 (昭和17年) 時の2種類の仕様を選べるようになっている。
開戦時仕様についてはよくまとまっていると感じるものの、42年仕様については考証面でやや気になる点がある。
そこで、今回はスクラッチ編では触れなかった戦時中の「天龍型」の改正について考えてみたいと思う。
前回の記事では、ハセガワの新キットで再現された「天龍」と「龍田」の差異について検証した。
今回はそれに引き続き、キットでは省略された差異について考えてみようと思う。思いの外、省略点があるのだが、通して検証してみると、そこにメーカーの設計意図がおぼろげながら見えてきた気が。
例によって、本格的な工作の前にお勉強回である。
両艦の違いについてはスクラッチした時に粗方調べ尽くしたと思っていたが、改めて調べてみると意外な発見がある。
ただ、問題は、その発見が必ずしも「天龍型」にまつわるものとは限らない、と云う事だ。