塗装についてまとめていたら、またしても記事の分量が膨大になってしまった。
先月からの色見本篇に加え、艦艇塗色についての考察と空気遠近法についてのネタで3本くらいの記事になりそうな塩梅。
よって、何をしたか忘れない内に、一旦、基本塗装後に施した細部工作関係を先にまとめることにした。
傾斜梯子・軍艦旗・伝声管など、細部工作の小技集 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 21
一本記事を立てる程ではないけど、ちょっと艦船模型の見栄えが向上するかもしれない細部工作の小ネタ。
いまのところは、模型とその周辺雑記。
一本記事を立てる程ではないけど、ちょっと艦船模型の見栄えが向上するかもしれない細部工作の小ネタ。
「瓶の蓋やメーカーの色見本が、実際の塗料の色と全然違いすぎててなんかアレ」みたいなのが少しでも減るかもしれない、各社の模型用塗料から実測した、修正マンセル表色系に基づいた色の値 (以下、修正マンセル値) の一覧。
黄色・黄土色篇では、修正マンセル値の色相記号が「10YR~10Y」の黄色~黄土色系の色を収録。
「瓶の蓋やメーカーの色見本が、実際の塗料の色と違いすぎて生きるのが辛い」みたいなのが少しでも減るかもしれない、各社の模型用塗料から実測した、修正マンセル表色系に基づいた色の値 (以下、修正マンセル値) の一覧。
橙色・茶色篇では、修正マンセル値の色相記号が「10R~10YR」の生成り~橙~茶褐色系の色を収録。
桃色・赤色・赤茶色篇では、修正マンセル値の色相記号が「10RP~10R」の赤系の色を収録。
「買ってみたら瓶の蓋やメーカー見本と全然違う色! 騙された、ムキー!!」みたいなのが少しでも減るかもしれない、各社の模型用塗料から実測した、修正マンセル表色系に基づいた色の値 (以下、修正マンセル値) の一覧。
無彩色篇では、修正マンセル値「N」始まりの無彩色と、彩度値1以下のやや色味を持ったグレートーンの色を収録。
ありそうで無かった、国内流通の模型用塗料と近似修正マンセル値の、比較対象表を作ってみた。
現在、模型用として販売されている塗料は、各社、印刷見本やWeb上で見本を配布しているが、インクや閲覧環境の制約から、実際の色が見本と大きく異なることも多く、個人的には使い勝手が良いとは云えないと感じていた。
瓶の蓋についても、樹脂成型の都合か、少なからず中身の色とかけ離れたものがあるため、これまた余りあてにならない。
そこで、表色系の中で現在最も普及度が高いと思われる、修正マンセル表色系に基づいた色の値 (以下、修正マンセル値) を、一覧形式で記録していくことにした。
各社短艇パーツの比較シリーズ3回目。今回は、7.5m内火艇と6m通船、そしてラフィング型ボートダビットの比較。そして、7.5m内火艇を八八艦隊仕様の6m内火艇へ改造する方法について。
前回、カッターだけで記事がべらぼうに伸びてしまったので、まさかまさかの「短艇模型スペシャル」第3弾。
今回は遂に完結。
や、書いてる方も3回も続くとは思わなかったよ、本当に。
“短艇模型スペシャル No.3「八八艦隊系駆逐艦の短艇: 内火艇・通船・ダビット篇」 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 20” の続きを読む
今回は、「峯風型」「樅型」などの八八艦隊系駆逐艦用に使える、各社アフターパーツのカッターを個別に比較。ズバリのパーツは無くとも、似たようなパーツから結構いいものが作れるのだ。
さて、思いの外、記事が長くなってしまったので、まさかの「短艇模型スペシャル」第2弾。
今回は前回のような文字ばっかりの真っ黒い記事ではないので、気楽にご覧くださいまし。
“短艇模型スペシャル No.2「八八艦隊系駆逐艦の短艇: カッター篇」 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 19” の続きを読む
ディテール追加だけで済ませがちな1/700の短艇 (艦載艇) だが、調べてみると意外に奥が深い、そして、正確な寸法形状の短艇パーツの入手は、これまた意外に難しいのだ。
出オチ感漂うタイトルだが、今回の記事、意外と製作時の実用性が高いんじゃないかと思う。
今まで何も考えずに、キットや各社アフターパーツの縁を薄くするくらいで済ませてきた各種短艇 (艦載艇) だが、真面目に調べると意外に弄り甲斐がある。
まあ、ドツボに嵌った、とも云うがね。
“短艇模型スペシャル No.1「八八艦隊系駆逐艦の短艇: 総論篇」 – 1/700で樅型駆逐艦をつくる: 18” の続きを読む
駆逐艦「藤」元乗組員のお孫さんに送っていただいた、昭和初期の駆逐艦「藤」の写真を、モデラー視点で解説+α。前後篇の後篇。
公開順が前後してしまったが、先日の駆逐艦「藤」の写真紹介の後編。
今回は、「おいしいものは最後にとって置く」という古人の格言 (?) に従って、模型向きのクローズアップ多め。