フライホーク VS ナノ・ドレッド、ハイディティール系両雄のポンポン砲を比較する – 1/700でKGV級戦艦プリンス・オブ・ウェールズをつくる: 9

キットのポンポン砲はフライホークらしいメリハリの利いた彫刻で、非常にフォトジェニックだが全体にちょっとムッチリした感じがする。
そこで、以前イラストリアスを作った際にギリギリ間に合わなかったナノドレ版のレビューも兼ねて両者を比較してみる。6年前の製品なので今更ではあるが。

見た目だけならWW2最強対空兵器と名高い(?)「ヴィッカース QF 2ポンド砲」、通称「ポンポン砲」その知名度の割に良い造形のプラパーツに恵まれなかったのだが、近年フライホーク(以下、「鷹翔」)とファインモールドのナノ・ドレッド(以下、「ナノドレ」)から相次いで素晴らしいモールドのポンポン砲が登場した。

キットのポンポン砲はフライホークらしいメリハリの利いた彫刻で、非常にフォトジェニックだが全体にちょっとムッチリした感じがする。
そこで、以前イラストリアスを作った際にギリギリ間に合わなかったナノドレ版そして、自作した途端にナノドレ版が発売されると云う、例のジンクスが発動)のレビューも兼ねて両者を比較してみる。6年前の製品なので今更ではあるが。
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レーダーアンテナに敢えてエッチングを使わない、と云う選択 – 1/700でKGV級戦艦プリンス・オブ・ウェールズをつくる: 8

高角砲や対空機銃の管制に使われる対空レーダー、フライホークの「プリンス・オブ・ウェールズ 豪華版」にはエッチング製のアンテナが付属している。
これをそのまま組めば、手軽に精密でスケール感に見合うレーダーアンテナが再現できる……と思いきやさにあらず。
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副錨はニューファンドランドに消えた – 1/700でKGV級戦艦プリンス・オブ・ウェールズをつくる: 7

「プリンス・オブ・ウェールズ」(以下、「PoW」) の副錨について、以前ツィッタァにて、キットの副錨が撤去状態なのは同型艦の写真からの誤認ではないか、と書いた。
しかし、そうではなかったのだ。写真からは撤去のタイミングが数日単位で絞り込めるのだが、状況としては不可解なものであった。
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クリスマスには赤い国の緑の戦車を – 1/72でKV-2戦車をつくる

メリークリスマス! クリスマスと云えば赤と緑だよね、て事で、今回は赤い国の緑の戦車、KV-2を作った話。
90年代AFVブーム以来、約四半世紀ぶりの戦車模型、さてどうなるか。
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MSVを意識して塗ってみる – 1/144でHGUCギャン・クリーガーを作る: 後篇

本日11月15日は、形式番号に因んだ「いいギャンの日」らしい。特にそれに合わせた訳ではなく、たまたま書きあがったので「HGUCギャン・クリーガー」製作記の後篇である。
原典の「ギレンの野望 ジオン独立戦争記」(以下、「独戦」)登場時から、「ギャン・クリーガー」の見た目ででどうにもしっくりこないのが配色。
ゲームで活躍したのはこの色なので、思い入れが無いではないが、せっかく作るなら一年戦争の時期にありそうな感じに塗ってみたいのだ。
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クレーンの「エッチングパーツ臭さ」を抜いてみる – 1/700でKGV級戦艦プリンス・オブ・ウェールズをつくる: 5

船体中央部にある1対のクレーン、豪華版キットにはエッチングパーツが付属している。こう云ったトラス構造の部品はフォトエッチングの最も得意とする表現だが、その一方で随所に薄板を組み合わせるが故の表現の限界も目立ってしまう。そこで今回はそうした「エッチングパーツゆえの弱み」の部分に着目し、自然に見せる工夫をしてみようと思う。

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復旧進捗・10月号

亀の歩みではあるが、とりあえず最低限のサイトデザインを修正。
あと、アクセスの多い、模型用塗料の近似マンセル値一覧シリーズの体裁を整えた。
最近は閲覧端末のバリエーションが多く、多分、私の持ってないサイズの端末表示で意図しない不具合が出ている気がするが、その辺りはおいおい。気付かれた方は、コメント欄やツィッタァで御報せ頂けると幸いである。

復旧進捗

本格復旧をはじめてから約半月、見た目は相変わらず仮住まいの儘なのだが、内部的には少しずつ進んできた。
まず、各ページの画像については記事サムネイル以外はすべて復旧している……筈。
そして、スパム対策プラグインとサイトのSSL化を実施、まずはここから固めとかないと、今回のような目に遭う。
これでやっとデザインやUIの整備に入れる。
製作記事については10月には何か書きたいなあ、と思っているが、さてどうなるか。

復旧開始

昨年末に攻撃を受けて以来、作例作業に追われてずっと閉鎖したきりだったのだが、とりあえず手持ち作例がひと段落したので復旧に着手しようと思う。

現時点で画像は非表示のままだが、これは把握済の不具合である。今までのパターンだと、復旧後、正午前後にバックドアから自動書き換えが掛かっていたので、まずは記事本文のみの復旧でこれが発動するかの観察。