先日、空気遠近法について調べていたところ、以下のような資料をみつけた。
松山 祐子・山下 三平「景観における見かけの色の推定と調和について」
対象物から離れた際、どういった風に色が変化するかを集計し、そこから距離ごとの色の変化の公式を導き出したものである。
これを、模型の塗装に応用できないか、と考えた。
いまのところは、模型とその周辺雑記。
先日、空気遠近法について調べていたところ、以下のような資料をみつけた。
松山 祐子・山下 三平「景観における見かけの色の推定と調和について」
対象物から離れた際、どういった風に色が変化するかを集計し、そこから距離ごとの色の変化の公式を導き出したものである。
これを、模型の塗装に応用できないか、と考えた。
「瓶の蓋やメーカーの色見本が、実際の塗料の色と全然違いすぎててなんかアレ」みたいなのが少しでも減るかもしれない、各社の模型用塗料から実測した、修正マンセル表色系に基づいた色の値 (以下、修正マンセル値) の一覧。
黄色・黄土色篇では、修正マンセル値の色相記号が「10YR~10Y」の黄色~黄土色系の色を収録。
「瓶の蓋やメーカーの色見本が、実際の塗料の色と違いすぎて生きるのが辛い」みたいなのが少しでも減るかもしれない、各社の模型用塗料から実測した、修正マンセル表色系に基づいた色の値 (以下、修正マンセル値) の一覧。
橙色・茶色篇では、修正マンセル値の色相記号が「10R~10YR」の生成り~橙~茶褐色系の色を収録。
桃色・赤色・赤茶色篇では、修正マンセル値の色相記号が「10RP~10R」の赤系の色を収録。
「買ってみたら瓶の蓋やメーカー見本と全然違う色! 騙された、ムキー!!」みたいなのが少しでも減るかもしれない、各社の模型用塗料から実測した、修正マンセル表色系に基づいた色の値 (以下、修正マンセル値) の一覧。
無彩色篇では、修正マンセル値「N」始まりの無彩色と、彩度値1以下のやや色味を持ったグレートーンの色を収録。
ありそうで無かった、国内流通の模型用塗料と近似修正マンセル値の、比較対象表を作ってみた。
現在、模型用として販売されている塗料は、各社、印刷見本やWeb上で見本を配布しているが、インクや閲覧環境の制約から、実際の色が見本と大きく異なることも多く、個人的には使い勝手が良いとは云えないと感じていた。
瓶の蓋についても、樹脂成型の都合か、少なからず中身の色とかけ離れたものがあるため、これまた余りあてにならない。
そこで、表色系の中で現在最も普及度が高いと思われる、修正マンセル表色系に基づいた色の値 (以下、修正マンセル値) を、一覧形式で記録していくことにした。