ウィーゴ本体は前回で完成した。
今回は表題通り、ひたすら牛を眺め、牛を塗るだけの回。
連載2回目で早くも脱線甚だしいが、ウィーゴは本体を弄るより、周辺小物 (?) やディスプレイに凝る方が、よりキャラクター性が引き立つと思うのだ。
いまのところは、模型とその周辺雑記。
ウィーゴ本体は前回で完成した。
今回は表題通り、ひたすら牛を眺め、牛を塗るだけの回。
連載2回目で早くも脱線甚だしいが、ウィーゴは本体を弄るより、周辺小物 (?) やディスプレイに凝る方が、よりキャラクター性が引き立つと思うのだ。
今年の春先から、東京・秋葉原の貸工作スペース「秋葉原工作室」 (@akihabarakousak) さん主催の「メカトロウィーゴ工作会」なるイベントに時折参加して、メカトロウィーゴを作っている。
自分で課したルールはふたつ。本体を切った貼ったしないこと。そして、「戦闘用」は禁じ手とすること。
今回から、各部の工作に入る。まずは定石通り船体から。
全体のラインは申し分なく、モールドも今日的なキレのある仕上がりだが「濃さの加減」に気になるところがある。
船体の工作では、主にモールドのバランス調整を主眼に手を加えた。
以前、エアフィックスのハリケーンやハセガワの強風を作った際、パイロットを載せたら中々良い感じだったので、今回も搭乗員を乗せてみようと思う。
近年は、パイロットフィギュア冬の時代らしく、72大戦機で標準附属させているのはエアフィックスくらい。
別売フィギュアもラインナップに乏しいうえ、決め手に欠ける。
さて、どうしたものか……。
前回の記事では、ハセガワの新キットで再現された「天龍」と「龍田」の差異について検証した。
今回はそれに引き続き、キットでは省略された差異について考えてみようと思う。思いの外、省略点があるのだが、通して検証してみると、そこにメーカーの設計意図がおぼろげながら見えてきた気が。
例によって、本格的な工作の前にお勉強回である。
両艦の違いについてはスクラッチした時に粗方調べ尽くしたと思っていたが、改めて調べてみると意外な発見がある。
ただ、問題は、その発見が必ずしも「天龍型」にまつわるものとは限らない、と云う事だ。
ツィッタァをご覧いただいている方はご存じのとおり、実は昨年からスツーカと並行してハセガワの新版「天龍」「龍田」を作っている。
色々未確定事項があり燕雀洞の記事にはしていなかったのだが、概ね纏まったのでスツーカと並行して連載を始めてようと思う。あ、もちろんスツーカを諦めた訳ではないので、ご心配なく (フラグ?)
Ju 87をはじめとするWW2初期独軍機の特徴の一つに、風防やキャノピーのガラス面の内外に混在した窓枠がある。
内枠の再現については、クリアパーツの内側から塗装やデカールで再現するのが一般的だが、1/72クラスともなるとパーツの厚みのせいで上から覗き込んだ時など不自然になってしまう。そこで、クリアコートと研ぎ出しによる内枠の再現を試みた。
前回に引き続き、ヤマシタホビーの「吹雪」のキットをレビューする。
既にSNS等で話題になっている、2番・3番砲周りの軌条省略問題を中心に兵装関連の検証と、それに対しての簡単な解決案を提示してみたい。
遂に、ヤマシタホビーの「吹雪型 (特I型)」 駆逐艦が発売された。既に単体武装パーツメーカーとしては新興ながらも高評価を得ている同社の、フルキット進出作となる。
開発の報があった頃から気になっていたキットで、早速入手したので簡単にレビューしてみようと思う。このキットのポイントは、パーツの成形状態と2番・3番砲周り。ここを巧く攻略できれば現状最良の「吹雪型」が手に入る筈だ。