公開順が前後してしまったが、先日の駆逐艦「藤」の写真紹介の後編。
今回は、「おいしいものは最後にとって置く」という古人の格言 (?) に従って、模型向きのクローズアップ多め。
いまのところは、模型とその周辺雑記。
駆逐艦「藤」元乗組員のお孫さんに送っていただいた、昭和初期の駆逐艦「藤」の写真を、モデラー視点で解説+α。前後篇の後篇。
公開順が前後してしまったが、先日の駆逐艦「藤」の写真紹介の後編。
今回は、「おいしいものは最後にとって置く」という古人の格言 (?) に従って、模型向きのクローズアップ多め。
駆逐艦「藤」元乗組員のお孫さんに送っていただいた、駆逐艦「藤」を中心とした昭和初期の艦艇の写真を、モデラー視点で解説。前後篇の前篇。
ついにねんがんの「公式図面」をてにいれた! が……逆に悩んで作業は停滞。
甲板敷物、砲座の支柱、予備魚雷格納函と、見栄えやシルエットが大きく変わらない地味工作3本立て!
ハセガワの1/700駆逐艦「樅」のキットは、全長が短く乾舷が高いため、実艦の写真と見比べると腰高でオモチャっぽく見える。とりあえず、手の赴くままに切った貼ったしてみる。
製作記事を開始してから3ヶ月目にして、やっとこさ工作の話である。
我乍ら、呆れるばかりの下準備の長さだ。
しかし、数年ぶりにプラスチックを削る感触は、実に心地好い。
やはり自分は模型作りが好きなのだと再認識させられた。
一見同じように思える、「樅」~「若竹」の八八艦隊計画下の二等駆逐艦群、実は意外に細部が違った。
定番資料の光人社「日本の軍艦」や海人社「日本駆逐艦史」にも記載がない、でも、調べれば調べるほど「蔦型駆逐艦」が存在したとしか思えないのだ。
前回の記事から約半月、早く先に進みたい云々と書いておいて、いまだ資料の山の中である。
ひとたび気になると無視できなくなるのだ。 私の「調べもの欲」は持病に近い。
はたして、製作に掛かれるのはいつの日か。
長さ、全長、垂線間長、とかく船に関する長さの数字はややこしい。 そしていつも模型ができてから間違いに気付いて悶絶するのだ。
製作にかかる前に、まずは資料を見て修正点を洗い出す。
特に、船体寸法などは、最初の内に修正をしておかないと後々泣きを見る事になるので。(実体験)