先日、「艦船模型沼の会」というツィッタァ上のイベントに参加したのだが、何か展示用に新作が欲しいなあ、と思い、砲艦「嵯峨」をスクラッチした……まあ、案の定、期日までに完成しなかった訳だが。
手持ち写真からのお手軽工作で、大して特筆事項もないのだが、技法的な部分で2つほど試みが有るので記事にしてみた。今回は前篇、大型天幕の表現について考えてみる。
いまのところは、模型とその周辺雑記。
先日、「艦船模型沼の会」というツィッタァ上のイベントに参加したのだが、何か展示用に新作が欲しいなあ、と思い、砲艦「嵯峨」をスクラッチした……まあ、案の定、期日までに完成しなかった訳だが。
手持ち写真からのお手軽工作で、大して特筆事項もないのだが、技法的な部分で2つほど試みが有るので記事にしてみた。今回は前篇、大型天幕の表現について考えてみる。
先日、読者の篠崎敏彦氏のご厚意で、「スカイウェーブジャーナルNo.6」の「天龍型」の記事を読んだ。
10年程前に刊行されたピットロード発行の冊子 で、「天龍」の平面図が載っているらしいという噂があり、製作当初より興味があったものの入手が叶わなかった資料だ。
全文転載は著作権上の引用の範囲を超え、問題があると思われるので、既存資料に記述のない事項を中心に、要点の引用・まとめと所感について述べたいと思う。
“「スカイウェーブジャーナルNo.6」の「天龍型」の記事を検証する – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 15” の続きを読む
今回は、軽巡用短艇パーツ各社比較の後編、9m、10m、11m内火艇について。
日本の巡洋艦の中でも大所帯の5,500級ファミリーが装備しているので、アフターパーツにも恵まれているだろう、と思いきや、さにあらず。
“短艇模型スペシャル No.5「八八艦隊系軽巡洋艦の短艇: 内火艇篇」 – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 14” の続きを読む
今回は、短艇類についての検証と、各社パーツの比較の前編。
基本的には「天龍型」の装備を中心に解説を進めているが、5,500級の各艦も装備数は違えど同種の短艇を搭載しているので、そのあたりを作る際のパーツ選びにも応用できるはず。
“短艇模型スペシャル No.4「八八艦隊系軽巡洋艦の短艇: カッター篇」 – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 13” の続きを読む
今回は、艦橋と並ぶフネの顔、前後のマストについて。
「天龍型」の前後檣は、「天龍」と「龍田」で比較的相違が多く、両者を作り分ける点では作り込み甲斐がある個所である。
また、工作面では前回の「樅型」駆逐艦製作の際の反省を踏まえ、主柱テーパーの再現に新しい方法を試してみた。
“前後マストで「天龍」「龍田」を見分ける&続・単檣はテーパーが命 – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 12” の続きを読む